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白鵬関不在の秋場所は未来の第一人者候補決定戦になるだろう


残念なニュースが飛び込んできた。横綱白鵬関の2016年秋場所の休場が正式に決定した。
左膝に今までにない痛みが走っているとの本人からの説明を考えると、休場もやむを得ないだろう。

白鵬関の全休場所はこれで2回目となるが、前回は大関時代の2006年の九州場所となる。
横綱になってからは、途中休場が去年の秋場所の1回のみということを考えると、ほぼ10年間60場所のうち休場3回で本場所出場率は95%を超えるいうことになる。
日々の鍛錬で創り上げた、強い身体と精神力が成せる驚異の数字と言っていいだろう。
おそらく、大相撲の歴代出場率でも、上位かもしくはトップでは無いだろうか?
休場しても記録を作ってしまう白鵬関には、素晴らしすぎて半ば呆れてしまう程だ。
今は、来場所の出場に向けて身体をしっかり休めて欲しい。

さて白鵬関不在となる秋場所は通常とは趣が異なる場所となる。
言うなれば、白鵬関が同様に休場した昨年の秋場所から各力士がどう成長したかを測る場所であり、未来の第一人者候補を決める場所となる。


昨年の秋場所。白鵬関が横綱となって以来、初めて休場した場所である。それにより頭一つ抜けた存在がなくなり、各力士が実力伯仲する場所となったのだ。

初優勝を目指す稀勢の里は、鶴竜関の2度の変化に必死に食らいついたが
最後に逆転で敗れてしまった。
大関となっていた照ノ富士関は、深刻な膝の怪我を負った状態で千秋楽に臨み、見ていて痛々しい程懸命な相撲を見せた。
怪我人を負っていた相手にまさかの敗北となった鶴竜関は、優勝決定戦で厳しい相撲を見せて勝利し、ようやく横綱となってから初めての優勝を手にしたのだった。

出場力士達が、それぞれ必死の取り組みを見せてくれた非常に興味深い場所となった。
しかし、同時に白鵬関不在でピリッとしない場面も散見されいささか相撲内容に物足りなさを感じたのは事実だった。


あれから1年が経ち、それぞれ力士達の状況も変わっている。
稀勢の里関は綱取りがいよいよ実現されるか?というところまでたどり着いた。
照ノ富士関は飛ぶ鳥を落とす勢いが秋場所で負った怪我で無くなってしまっている。
秋場所を休場していた日馬富士関は、先場所優勝し東の横綱筆頭として本場所を迎える。


再び迎えた白鵬関不在の場所で、前回の物足りなさを再び感じるようであるなら、まだまだ白鵬関に引っ張ってもらう状況が続くのだろう。

逆に充実した相撲内容で、白鵬関不在を感じさせない場所となるならば、それは各力士達が間違いなく成長した証である。そして充実した秋場所を引っ張って行った力士こそ、次の第一人者候補となるだろう。


白鵬関不在が、どのような結果を招くのか?出場力士達の奮戦を期待したい

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