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審判部は立ち合い成立か否かを厳密に判断すべきだ。〜2016年夏場所3日目〜


前日まで上位陣安泰が続いてきたが、3日目に波乱が待っていた。

大関照ノ富士関が新関脇勢関に屈し、横綱日馬富士関が平幕の逸ノ城に長い相撲の末敗れて、
金星配給となった。

伊勢ケ浜部屋の2枚看板が破れる結果となったが、共に怪我の影響で万全とは言い難い状況だ。
バタバタと黒星を喫しないか、心配である。


さて、そんな波乱の3日目ではあったが、私はTV観戦していて気になったことがあった。
立ち合い不成立があまりにも多かったのだ。
国技館で観戦した方がどう感じたか知りたいのだが、10回近く「待った」がかかっていた。


初日、2日目と幕内の相撲でほとんど気にならなかったが、
今場所から審判部長を含め、人員変更があった審判部が
より厳しく立ち合いを判断しようとしているのだろう。


立ち合いの所作を正し、しっかり手を付くことは間違いなく良いことだ。
そのこと自体に何か言いたいわけではない。
ただ、手が付いていないことで立ち合い不成立にしようというのであれば、それを徹底して欲しいと感じる。


例えば、手付き不十分の常習犯である臥牙丸関は
今回も手が付いていないが立ち合いが成立していた。

その後、
大砂嵐関と大栄翔関の1番は手付き不十分でやり直しとなったことを考えると、ジャッジが一貫していないと言わざるを得ない。

加えて言うなら、豪栄道関や日馬富士関も手付き十分ではないように見えたが、立ち合いは成立となっていた。

どちらも素早く立ち合うため判断しづらいのはわかるが、
手付き不十分で不成立というルールを徹底するなら
この二人の立ち合いも不成立にすべきだろう。


審判部は、場所前に琴勇輝関の所作名指しで注意したのだ。
それならば、全ての力士に所作の改善を求め、また自分達のジャッジが公正であるか厳しく追求していかなければならない。


一方で、前述したように関取衆に問題がないわけではない。
臥牙丸関や豪栄道関は手付き不十分になりがちであるから改善して行かなくてはならない。

また、豪風関や松鳳山関の手を付く前に手首を過度に返す所作は
相手が合わせるのに苦慮するので控えるべきだろう。

それであるならば、千代鳳関も手を付くまでに身体を揺らして立ち合う所作を改めるべきだ。


立ち合いから駆け引きが始まっている。
そのため自分が有利になる立ち合いをしたいと思うことは当然だが、
今回の立ち合い所作改善の機運を受けて
関取衆もより美しい立ち合いをお客に見せることを考えて
自発的に立ち合いの所作を見直して欲しいものである。

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