記事一覧

大記録達成も、相変わらずのかち上げダメ押し気味の白鵬関。対戦力士はダメ押しされたくなかったら勝つしかないのだ。~2016年夏場所2日目~



夏場所は2日目を終えた。
綱取りに沸く周囲の賑わいとは対照的に、今日も上位陣は安泰となった。
 <br>



この日勝利を挙げた白鵬関は、幕内勝ち星数を880にに伸ばし単独1位となった。
飽くなき向上心とたゆまぬ努力には感嘆の声しか出ない。
本当に偉大な力士だ。
 <br>



ただ、相変わらずの素晴らしい記録更新ではあるが、悪い言い方をすればマナーの悪い相撲も相変わらずだった。

先場所敗れた相手には必要以上に厳しい相撲を取る。
これは白鵬関を見続けている相撲ファンの間では共通認識だろう。
今日の相撲もエルボー気味のかち上げに、土俵を明らかに割った後そのまま土俵下に相手を落として行った。


そのことに対し「ダメ押しで投げることはしなかった」というのが白鵬関の弁であり、審判部も流れの中の動きであり問題ないとしている。

なるほど、プロの目から見ればだめ押しではないのかもしれないが
個人的には、土俵を割ってから1歩2歩と運んで行って土俵下に落とすのは明らかに勝負に不要な動きであり、
見ていて気持ちの良いものではなかった。
何度言っても変わらないという点を考えると、これは、大横綱白鵬の勝負師として譲れない一線なのかもしれない。
2場所連続で同じ相手には、何としても負けるわけにはいかないという事なのだろう。

 <br>



であるならば、対戦相手は厳しく攻めてくる横綱を上回らなければならないのだが、相対した宝富士関は、
完全に蛇に睨まれたカエル状態だった。
言い換えればお礼参りに来た先輩にびびっている後輩のような感じだろうか?
絶対勝ってやるという気概は、微塵も感じられなかった。

かなり厳しい言い方になるが、また勝ってしまってさらに激しい相撲、制裁といっても良いか、を受けるくらいなら
ここは穏便に相撲を取ろうかと決めているような印象すら受けた。

そうやって気圧されてしまうことこそ白鵬関のペースに呑まれているということなのだが、
実際闘志剥き出しの横綱を相手となると、先場所の稀勢の里関・豪栄道関・鶴竜関と横綱、大関ですら
圧力に屈し本来の力を出し切れていなかった。

唯一気圧されず勝ちに行こうとしていたのは、気の強さでは定評のある日馬富士関だった。
 <br>



ただ、日馬富士関は気が強いから闘志を前面に出した戦闘モードの横綱と勝負できているわけではない。
絶対に勝つという気概に加え、勝つための戦術を綿密に練っているのだ。

だからこそ、日馬富士関はつっかかり気味の立ち合いを行い自分のペースで相撲を取ろうとする。
また、勝つために注文相撲も辞さない。
それだけ白鵬関に勝つためには、緻密な作戦と大胆さが必要なのだ。
 <br>



今場所、白鵬関と当たる多くの力士がリアルに勝つことを考え、気概を持って相撲を取ることを期待したい。






スポンサーリンク

コメント

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

momiji

Author:momiji
相撲に関わる色々なランキングを作成しております。

・相撲ポイント
15日間の幕内力士の相撲を最高点10点最低点0点で採点

6点・・・特筆すべき内容がない勝利
5点・・・特筆すべき内容がない敗北
※不戦勝は6点

カテゴリ欄の「2017年各場所ランキング」から素早く確認できます

スポンサードリンク