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2016年春場所各力士を採点してみよう〜前頭上位編〜


白鵬関の36回目の優勝で幕を閉じた2016年春場所。

琴奨菊関の綱取り挑戦や日本出身力士の連覇の行方など注目された場所になったが、
ここで幕内力士の今場所の活躍を採点してみたいと思う。

採点は、スポーツ紙のサッカー採点に倣い、
最高評価に10点。最低評価は0点。
その番付に見合った活躍なら6点。

とする。

では、前頭上位から採点してみよう。



琴勇輝12勝3敗
9.5点
1横綱2大関を破り、自己最高の12勝を記録するなど今場所最も躍進した力士であることは間違いない。
金星後の涙など印象深いシーンも垣間見られるなど、仕切り前の雄叫びと合間ってさらに人気が出そう。


高安5勝10敗
5点
気合いを前面に出す押し相撲はいつも小気味良いが、5勝は以下にも物足りない。前頭上位以上だと大勝ちできない様子。
期待されているだけに、さらなる活躍を求められる。


隠岐の海8勝7敗
5.5点
横綱大関との上位戦で2大関を破って勢いに乗るかと思ったが平幕力士にも敗れ、なんとか勝ち越すのが精一杯。持ち前の柔らかい取り口と大きな身体など素材は素晴らしい。もっと上位を目指せる器。


栃ノ心6勝9敗
4.5点
先場所三役から陥落したが、復権の場所とはならなかった。
自慢の腕力や得意の左四つを対戦相手に警戒されているため、形を作れず力を出し切れていない様子。
さらに緻密な相撲を身につけなければ、三役復帰は難しいだろう。


碧山7勝8敗
5点
上位陣にも脅威となっている突き押しに精彩がなかった。
押し相撲といえばこの人だったが、琴勇輝に突き押しで敗れるなど印象が悪い。
突き押し王者としてまだまだ第一人者を譲るのは早過ぎる。


安美錦7勝8敗
4.5点
幕内最年長ということを考えれば仕方ないかも知れないが、安易な変化が多すぎる。
以前は、変化にも内容があった。
業師として、もう一花咲かせてもらいたい。


勢10勝5敗
6.5点
琴勇輝に敗れたものの、10勝挙げご当所で活躍を見せた。
強烈な小手投げなど技の切れを冴えている。来場所さらに好成績を期待したい。


蒼国来5勝8敗2休
5点
インフルエンザでの休場が響き、負け越しとなったが、腕力や脚力など身体能力を活かした相撲は随所に見られた。
初の横綱戦での経験は今後の糧になるはず。


旭秀鵬6勝9敗
5点
先場所に引き続き負け越しとなった。幕内上位になると、これといった形を持たないため勝ち星を上げられなくなる。
長身を活かしたリーチや懐の深さに活路を求めたい。


松鳳山4勝11敗
4.5点
十両優勝から二桁勝利と2015年末は爆発したが、ここ2場所は苦しい相撲。幕内上位では四つ相撲で星が稼げていない。やはりこの人には押し相撲が性に合うのか?


妙義龍10勝5敗
6.5点
怪我の回復も順調なのだろう。実力者だけあって、この番付なら二桁は計算できる。
腰の重い逸ノ城関を電車道で運んでいくなど相手を圧倒する相撲も増えてきた。
来場所の上位戦で、好調さが本物か判断できそう。


正代9勝6敗
6.5点
先場所の新入幕から連続勝ち越しは見事。ただ、先場所に比べ土俵際の粘り腰が見られないなど好調をキープしているとは言い難い。
胸で当たろうとする立ち合いの姿勢の悪さなど、改善しなくてはならない点もあるが
柔らかくスケールの大きな相撲は若手力士の中でも際立っている。


豪風
5勝10敗
5点
安美錦関に次ぐ幕内2位の年長者だが、徐々に力に陰りが見えてきている印象を受ける。好調時はしっかり当たってからはたいていたが、今はそれが無いため、相手を呼び込む場面が多い。
若手の壁になるような相撲を見せて欲しい。


魁聖11勝4敗
7点
上位戦が無い番付ではあったが、それでも11勝は評価されるべき。
ただ、大きな身体を持て余しているように見える。
優しい性格で有名だが、一皮剥けるために、もっと気合いを前面に出した相撲を取るべきなのかも知れない。



前頭1〜7枚目まで採点してみたが、いががだっただろうか?
実力者が多い分評価は辛口になった印象だが、その中でも琴勇輝関は出色の活躍で今場所最も評価できる力士だったと言えるだろう。

前頭下位と役持ち力士の採点は、次の機会に!

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momiji

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・相撲ポイント
15日間の幕内力士の相撲を最高点10点最低点0点で採点

6点・・・特筆すべき内容がない勝利
5点・・・特筆すべき内容がない敗北
※不戦勝は6点

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