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勢いに乗った琴勇輝関。勢いに乗り過ぎた琴奨菊関。〜2016年春場所5日目〜


春場所も序盤戦が終了した。
上位陣で全勝はすでに大関稀勢の里関のみ。
ここまで全勝だった大関豪栄道関、琴奨菊関が相次いで敗れてしまった

豪栄道関を破った琴勇輝関だが、今場所非常に元気がいい。
立ち合いからの突き押しから完全に大関を圧倒する展開で、本当に勢いに乗っている。
すでに1横綱1大関を破っているが、さらなる活躍が期待できそうだ。

同じ佐渡ケ嶽部屋で綱取りを目指す琴奨菊関は、隠岐の海関に痛い黒星を喫した。

相撲内容は完全に琴奨菊関が優っていた。
立ち合いから上手く右を差して、そのまま勢いに乗り土俵際まで一気に寄る。
先場所から見せている必勝パターンで勝負あったかに思われたが、
土俵際で隠岐の海関の投げを食い逆転を許してしまった。

この一番について「勝負を焦り過ぎた」との意見も聞かれる。
琴奨菊関も取り組み後、長身で懐の深い隠岐の海関に
土俵際密着しきれず投げを食らったと最後の詰めを誤ったことを認めている。

勝つためには
勢いはあってもいいが決して乗りすぎず、頭の何処かで勝つために必要な作業を常に冷静に考えなければならない
ということになる。


難しい作業だ。
なぜなら、今場所は綱取りがかかる場所だ。いつも以上に精神的な重圧がかかり迷いが生まれやすい。
迷いが募り、過度に冷静に相手を見て相撲を取ろうとすると、立ち合いからの勢いの良さが最大の武器である琴奨菊関の持ち味を消してしまう。

ただ、内なる迷いにうち勝たなければ到底綱を張ることはできないだろう。

琴奨菊関は先場所から取り続けている一気呵成の相撲で再び賜杯を手にして欲しいものだ。

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