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初金星の琴勇輝関。思わずこぼれた涙が努力の跡を物語る。〜2016年春場所3日目〜



春場所3日目。

上位陣に大きな波乱はなく終わるものだと考えていた。

注目の琴奨菊関は難敵栃ノ心関を休まず攻め続けて勝利し、
状態が注目される白鵬関も万全では無いものの
高安関を圧倒して白星を挙げた。

しかし、波乱は突然訪れた。
横綱日馬富士関と琴勇輝関との一番。
琴勇輝関が、立ち合いから得意の突き押しで、
反応の早い日馬富士関に反撃のきっかけを与えない完勝を収めたのだ。


先場所を含めて5場所連続勝ち越しで、幕内筆頭まで番付を上げてきたが
着実に実力がついたことを証明する初金星だった。

そして、勝ち名乗りを受ける琴勇輝関の目には光るものがあった。
以前、松鳳山関も初金星の際土俵上で涙を見せたが
幕内最高位の横綱を倒して得る金星は通常の勝ち星とは比べられない
意味を持つのだろう。

日々泥まみれになりながら稽古を積み重ね、研究を重ねても横綱の壁に跳ね返される。
それでもさらなる飛躍を求めて日々精進を重ねた先で
ついに手にすることができる究極の勝ち星なのだ。


琴勇輝関は、一時は十両下位まで番付を落とす要因となった
膝の大怪我と言う逆境を乗り越えて手にした金星だけに喜びもひとしおだろう。


ただ、意外に思われる方もいらっしゃると思うが、私は30歳前だと思っていた、
琴勇輝関は24歳とまだ若手の部類に入る。

さらなる活躍を十分に期待できるホープなのだ。

琴勇輝関には、この金星に満足することなく、さらに得意の突き押しを磨いて
幕内最高優勝を目指して欲しいと思う。
そして、その時はまた清々しい男泣きを見せてくれることを願って止まない。

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