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群雄割拠時代の幕開けを告げる一敗。横綱白鵬関初日黒星。2016年春場所初日


館内はざわついていた。
上位陣が、白星を挙げていく中
最初に登場してきた横綱、鶴竜関が豊ノ島関の粘りに屈し
黒星を喫したからだ。

白鵬関が登場する。
この時点で何か起こる気配は感じなかった。
いつものように左足を先に配置するお馴染みの所作から立ち合う

「あれ?右が差せてないぞ?あ、叩いたけど宝富士関が落ちないぞ。あれ、あれぇぇ???」

差し勝てていない状態からのはたきで、相手を呼び込んでしまいそのまま挽回できず、まさかの惨敗。
解説の北の富士氏が指摘する通り、あまりにも脆い相撲だった。


この敗北をどう解釈したら良いのだろう。

右肘の怪我は深刻な状態のため、立ち合いで右を差せなかった。
そして怪我を悪化させないために、勝負を急いではたいてしまったのか。

もしくは、巷で言われている前人未到の35回優勝によるモチベーションの低下で
以前ほど厳しく確実な相撲を取れなくなってしまったのだろうか?

どちらにしても、白鵬関が頭に描いているイメージと実際の動きに
ずれが生じてきているのは間違いない。
少なくとも、他を圧倒する相撲がコンスタントに取れなくなってきているのは明白である。


第一人者である白鵬関の力に翳りが見え、
かつ白鵬関の後を継ぎ黄金時代を築くと思われた照ノ富士関が
怪我で苦しんでいることにより、
上位陣はほとんど横一線になったと言って良い状態だ。

また、嘉風、豊ノ島ら両関脇も実力を発揮できれば横綱大関を脅かし、賜杯に手が届く。
であれば実力的に大きな差がない、小結や前頭上位も優勝の芽がないわけではないのだ。
まさに群雄割拠の状態だ。


誰が頂きに立つのか?
目の離せない2016年春場所に注目したい。

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