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素晴らしい相撲で賜杯を摑んだ琴奨菊関。そして、これから群雄割拠の時代が始まるのだろうか?2016年初場所千秋楽


優勝がかかった千秋楽の一番。
勝てば優勝という大きな重圧の中、琴奨菊関が豪栄道関を破りました。

和製力士は、優勝が絡む一番になると重圧にうち勝てず
動きが硬くなり敗れてきました。
琴奨菊関も、2014年の名古屋場所で優勝を狙える位置にいましたが
千秋楽で敗れ優勝を逃していた過去があります。
そんな事が繰り返されて、10年間日本出身力士の優勝がないという
状況が生まれましたが、
とうとう終止符が打たれました。



さて、今回の優勝は2つの要因よってもたらされたものだと分析できます。
一つは、懸命に稽古を積み重ね優勝というプレッシャーを跳ね除ける心、技、体を見せた琴奨菊関の強さです。
もう一つは、こちらがより大きいと思うのですが
憎らしい程の強さで他の力士の壁になっていた
白鵬関の姿が見られなかったことに他なりません。


日本出身力士が生まれてこなかった10年間は、白鵬関の全盛期と重なります。
厳しい見方をすると、白鵬関の力に翳りが見えたことによる優勝だったと言えなくも無いのです。

今場所も、以前の強い白鵬関だとしたら、
再び自力での優勝が決められる状況になった13日目から
信じられない程の集中力と闘志で勝ち続け賜杯をもぎ取っていたことでしょう。


しかし、我々が目撃した白鵬関は、
今までの姿ではなく、
あり得ない程の脆い相撲で場所を終えるという
戸惑いを覚える姿でした。

白鵬関が現在どのような状況なのかは正確にはわかりません。
ですが、圧倒的な強さを15日間披露し続けることことが
できなくなったのは否定できない事実でしょう。

その結果、以前のように白鵬関が周りから2歩3歩先を行き
引っ張っていくという展開から、
半歩のリード程度でほぼ全員が並走するという
上位陣による群雄割拠の時代が始まるのではないかと考えられます。


琴奨菊関に刺激されて、稀勢の里関や豪栄道関が後に続く活躍を見せるのか?
それとも横綱候補最右翼の照ノ富士関がさらに力をつけて
賜杯を掴むのか?
はたまた、今場所の優勝を逃した日馬富士関や鶴竜関が巻き返しを見せるのか?
琴奨菊関が連覇を果たし、綱取りの期待が高まるのか?
個人的には、白鵬関の逆襲に期待したいところですが
来場所どのような相撲見られるのか今から楽しみです。


しかし、まずは
琴奨菊関の優勝を祝福したいと思います。
15日間素晴らしい相撲を見せてくれたことにより
優勝を決めた瞬間のご家族の涙、
中学生時代からの好敵手豊ノ島関との抱擁など
胸を熱くさせる清々しい場面を見させて頂きました。

本当におめでとうございます。そしてありがとうございました!

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・相撲ポイント
15日間の幕内力士の相撲を最高点10点最低点0点で採点

6点・・・特筆すべき内容がない勝利
5点・・・特筆すべき内容がない敗北
※不戦勝は6点

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