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白鵬関に駄目押しされる位置まで来た。善戦が光った嘉風関。2016年初場所8日目。


8日目は、やはり注目の全勝力士の相撲を取り上げたいと思います。


早くも大関同士の対決となった、稀勢の里関と琴奨菊関の一番。
仕切りの時点で、すでに2敗しているためか
余裕が無い表情の稀勢の里関。
対するは、全勝で波に乗り気合十分の琴奨菊関。
これは、琴奨菊関有利か?と思いながら見ていましたが、
立ち合いから稀勢の里関が左をおっつけて体勢を崩し有利な展開。
しかしすぐに立て直し攻め込む琴奨菊関の圧力は凄まじく、
稀勢の里関を圧倒し勝利となりました。


場所前の稽古では、稀勢の里関が圧倒していたと
報道されていましたが、逆の結果となりました。

乱暴な見方ですが、
仕切り前の精神状態が勝敗を
大きく左右したように感じます。
もし、稀勢の里関が充実した状態ならば、
体勢を崩した場面で間髪入れず攻め込んだはずです。


ともあれ、琴奨菊関が優勝争いに残り、稀勢の里関は大きく後退しました。


さて、もう一つの注目の相撲が白鵬関と嘉風関の一番です。

お互い気合の乗った表情から立ち合い。
当たりは5分5分でしたが、嘉風関の回転の速い突き押しを繰り出す。
横綱も張り手で応戦しますが、
敏捷性に勝る嘉風関が上回り、白鵬関が後退。
これを好機と見て、嘉風関が一気に押しに行きます。
普通の相手ならそのままの押し切れるところでしたが、
そこは白鵬関。
組みつく際に、脇が甘くなったところを差し、
逆に土俵際まで一気に押し切り勝利しました!
取り組み後、嘉風関が鼻血を出すほど
激しい張り合いでしたが、
嘉風関が積み上げてきた、力強い当たりから突き、押っ付けで
体勢を崩した相手を一気に攻める
というスタイルは充分横綱に通用していました。

その証拠に、序盤の嘉風関の張り手は白鵬関が
想定した以上の威力があったのでしょう
思わぬ苦戦を強いられたことで、
頭に血が上った横綱が明らかに
駄目押しの投げを打っていました。

このような場面は今場所ありません。

結果は、白鵬関の勝利でしたが
嘉風関は小さくない爪痕を残せたと思います。
来場所もどのような一番になるか楽しむです。


さて前回触れさせてもらった豪栄道関ですが、
消極的な相撲で魁聖関に敗れました。
解説の北の富士氏も苦言を述べられてましたが、
大関として結果も内容も伴わない一番でした。

豪栄道関はすでに4敗していますが、この後上位戦が組まれています。
つまり、横綱3人大関2人から2つ白星を取らないといけない
状況になってしまいました。
今場所の相撲を見ると達成するのは
厳しそうですが、果たしてどうなるか?


さてさて、そんなこんなで8日目も終了となりました。
日本人大関対決など、火花散る相撲が多い中、
豪栄道関を破った、魁聖関のニッコリ笑顔のインタビューは
一種の清涼剤でしたね。
気は優しくて力持ちを地で行く感じがグッときました!

優勝争いには更に激しさを増しますが、ほっこりする場面ももっと注目していきたいですね。

それでは、9日目も楽しい相撲を期待しましょう!

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