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稀勢の里関には何が足りないのか?横綱に必要な心技体を数値化して考える





いよいよ初場所が始まる。
悲願である、日本出身力士の優勝はあるのか?
その最右翼は、現在日本人最強力士である稀勢の里関だと考えられるが
以前当ブログで触れたとおり、横綱になるには基本的な技術が欠けていると結論付けた。
ただ、具体的に現横綱とどれだけ実力に違いがあるのか
心技体の三項目を数値化し検証したいと思う。

以下3項目をどのように評価するかの基準である





・勝負づよさ
勝たなければいけない相撲で勝ち切る精神力。勝つために手段を選ばない心の図太さ
・闘争心
ひき、はたきを不用意に打たない。強気、気迫を前面に出して戦えるか?


・基本技術(脇を締める、腰を落とすなど)が身についているか
・絶対的な形があるか?


・身体の大きさ
・怪我をしない、体の強さ




まず、3横綱を数値化してみよう。

⚫︎白鵬関
心9
技10
身体10

計29点
ほとんど満点をつけても良い力士である。

闘争心、勝負づよさともにほぼ文句がない。たまに熱くなりすぎる性分が垣間見れる部分で1点減点。

右指し左上手の絶対的な形を持つ。上半身と下半身を連動させて動かせる攻めることができる数少ない技術を持った力士である。満点。

身体の大きさ、怪我に強い身体。どちらも文句なく満点だ。




⚫︎日馬富士関

心:10
技:8
体:5

計23点


これがこの人の真骨頂だろう。
強い闘争本能は、時に殺気すら感じさせる。また大一番での勝率は非常に高い。満点でしょう。


低く鋭く当たってからの速攻相撲を形として持ち、腰を落として攻め込める技術は非常に高い


幕内でも軽量に位置し、かつ怪我のしやすさを考えると高い点数は与えられない。5点




⚫︎鶴竜関

心:6
技:8
体:8

計22点


心の弱さから来るのか、不用意な引き、叩きが散見されるのはマイナスだろう。
また、安易な変化が多いのもマイナス。優勝するために、2度変化する精神力はなかなかだが。。。

差し身のうまさは定評がある。また巻き替えの技術など非常にレベルが高い。
ただ器用なだけに絶対的な形を持たない点は多少マイナスだ。

身体の大きさは平均サイズだが、ほとんど休場しない身体の強さは高く評価できる。




横綱の心技体を数値化するとこのような結果になった。
特に白鵬関の突出ぶりが目立つが、他2横綱の数値はほぼ同じという事を考えると
横綱ラインは最低でも鶴竜関の22点となる。

それでは。いよいよ稀勢の里関の心技体は

⚫︎稀勢の里関

心:5
技:6
体:10

計21点

この人の弱点だろう。勝負所で何時もの力が出せないのは大きなマイナスだ。

左差しという形は持っているが、腰高で脇の甘いなど技術的な物足りなさを感じてしまう。

これは満点だろう。他の力士も羨む身体の大きさと怪我への強さも備えている。




いかがだろうか?
十分な身体を持つが、心と技に難があるのということがわかると思う。
特に勝負所で力が出せない精神的な脆さは、稀勢の里関の大きなアキレス腱となっている。




ただ、数値化して見るとわかるが惜しいところまできているのだ。
あと1点で鶴竜関と並ぶことができる。もう一段心か技を鍛えれば横綱に手が届いてもおかしくない。




稀勢の里関も今年で30となる。
13勝を毎年1場所は揚げていたが、今年はそれを果たせなかった。
ピークが近づいている、もしくは過ぎたと評価する向きもある。
勝負の年となる来年の初場所は心と技を磨いた姿を見せてもらいたい。

<参考>

⚫︎照ノ富士関

心:9
技:6
体:9

計:24点


モンゴル人の特性か、非常に強い闘争心と精神力を持っている。
勝負所でも、力が出せないというケースもほとんどない。

左差しの形は持っているが、安易な投げも逆に状態を悪くすることがあり、大きな身体で技術不足を補っている印象だ。
まだまだ改善の余地がある。

身体の大きさ強さ共に申し分ないだろう




次の横綱候補筆頭だが、すでに横綱級の力を持っていることがこの数値でわかる。
怪我の影響さえなければ、来年にも横綱になれるだろう。


稀勢の里関には、この強力な若手を押しのけて初優勝を目指してほしい

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