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結果を出すことが求められている。 まわし一つで闘う遠藤関について






2016初場所の番付が発表された
また相撲が見られるという喜びを噛み締めている今日この頃だが
気になる力士がいる。

遠藤関である。




皆さんは先場所の遠藤関と妙義龍関との千秋楽での一番を覚えているだろうか?
序盤から受けに回る展開となったが、なんとか食らいつき勝利を収めた。

ただ、私は勝利後の遠藤関の姿に不安を覚えた。
膝の怪我は、もはやごまかしのきかない深刻な状態なのだろう
勝利した後、膝に負担をかけないようにズルリと土俵から転がり落ちていったのだ。
そんな姿は、遠藤関がこのまま怪我によって十分な相撲を取りきれないまま終わってしまう
明るくない未来を想像させるものだった。




遠藤関は才能あふれる力士だ。
持ち前の柔らかい取り口は、他の力士にはない強みであるし
脇を固め丁寧にまわしを探り攻め込む技術力も備えている。

また、土俵際まで攻め込まれても慌てず逆転でき、
勝ち越しをかけた千秋楽でもしっかり勝てる精神的な強さも持ち合わせている。

立ち合いの馬力不足が弱点だったが、その課題も修正されつつあり
2015年3月場所では体重の思い碧山関相手でもしっかり立ち合い勝利するなど4連勝を飾っていた。
そう、3月場所の5日目に膝を怪我するまでは。




膝の怪我の完治は難しい。
休場して、膝の状態を少しでもよくすべきだと思うが
遠藤関は、休場せずに相撲を取り続ける方針のようである。
そこで、遠藤関に言いたい。

「テーピングをつけて相撲しても良いのではないか?」と

私事で恐縮なのだが、私は3ヶ月ほど前からマラソンにはまっている。
もともと走ることが苦ではなく、20キロほどは苦もなく走れたのだが
それ以上の距離は膝の痛みで走ることができなかった。
フォームや歩幅、呼吸法などいろいろ試してみたものの、膝の痛みは変わらず途方に暮れていたが
マラソン好きの友人の勧めで膝にテーピングをつけて走ってみたところ、
膝の痛みがかなり和らぎ見事42キロを完走できた。

素人の一時しのぎのテーピングだけでもこれほど効果が出るのなら
プロのトレーナーにしっかりとテーピングしてもらえればかなり膝の負担を和らげることができる事だろう。




遠藤関は「自分の相撲が取れず、お金を払ってきてもらっているお客さんに申し訳ない」と
インタビュー記事で語っていた。
素晴らしい姿勢だと思う。
その姿勢は、土俵態度にも表れており
どんなに大きな怪我をしても、サポーターなどをつけずに回し一つで取り組みに臨んでいる。
清々しいものがある。
相撲がただのスポーツではなく、神事であると考えればなおさら
まわし一つで闘う姿をもっと評価すべきなのかもしれない。




ただ、である。
私は遠藤関のもっと白星を重ねる姿を見てみたい。
番付を上っていく姿を見たいのだ。

個人的には、遠藤関は大関の地位につける可能性を持った力士だと思っている。
本人の努力次第では、その上すら夢ではない。
だからこそ、怪我に苦しみ思うように力を出せない現状を打破するために
まわしひとつにこだわらずテーピングをつけて相撲に臨んでほしい。

来場所は、清々しい戦いだけでなく、勝ち星にこだわる遠藤関に期待したい。

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