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そんなに万歳がまずかったか?白鵬をとにかく叩く空気が怖い



■白鵬の優勝インタビューでの万歳三唱にそこまで問題があったとは思えない


九州場所千秋楽。

すでに優勝を決めている白鵬が、豪栄道を下し優勝に華を添えた。

白鵬が前人未到の40回目の優勝を飾ったことで、優勝インタビューも
お祝いムードで進んでいったのだが
そのインタビューが世間の批判を浴びている。

白鵬はインタビュー中で

日馬富士が起こした不祥事を力士代表として謝罪し、
膿を出しきり日馬富士と貴ノ岩を土俵に戻してあげたい

と発言し

インタビューの最後に万歳三唱を観客に促したのだ。


私は、千秋楽をリアルタイムで見ることができなかったため
ネットニュースで白鵬がインタビュー中に万歳三唱を求めたことを知り、
その振る舞いが批判されていることを知った。

その上で、問題のインタビューの万歳三唱の場面を確認したのだが、
率直に言うとネットで強く叩かれるほどのことではないと感じた。


確かに、不祥事が怒った場所でちょっと羽目を外し過ぎたのではという印象は受けたが
年の納めの本場所の千秋楽を不祥事という話題で湿っぽく終わりたくなかったという
白鵬の気持ちもあったのだろう。

白鵬の万歳三唱への促しはそこまで独りよがりではなかったし
万歳は自然と行われていた。

我々社会人が、飲み会の最後に一本締めを行うようなノリに近いものがあった。

ファンも自然と万歳に参加しており、そこまで咎められることではないはずだ。

やることなすこと批判される白鵬


■少しでも気に入らないところがあれば徹底的に叩く風潮


確かに、白鵬のインタビュー中の発言は問題がないとは言わない。

日馬富士と貴ノ岩を土俵に戻すといったが、
日馬富士は暴行の加害者であり貴ノ岩は被害者だ。

それを同列に語るのは、如何なものかと思う。

ただ、白鵬の言葉は力士として率直な気持ちを語るものであり
内容に若干の問題があったとしても、責任感からくる発言だった。

だからこそ、観客はこの発言の後大きな拍手を白鵬に送った。

この事件が起こる前のように、二人の相撲が見たいという相撲ファンの気持ちを
代弁していたのだ。

しかし、ネット上ではこの発言と万歳三唱を批判している。

嘉風戦で1分近い抗議を行なったことを引き合いに出して
白鵬が発言した膿を出すという部分を
「膿は白鵬ではないか」

と的外れな批判をするコメントも上がっていた。


確かに、白鵬自身が自分の襟を正さなければならないところはある。

しかし、今の世間の白鵬叩きは明らかに度が過ぎている。

そもそも、白鵬の振る舞いを逐一非難する人間は、今場所の白鵬の相撲をちゃんと見た上で非難しているのだろうか?

今もなお、第一人者として他の力士達を引っ張る白鵬がいなくなれば、
相撲界は立ち行かなくなってしまうのは明らかだ。


■モンゴル人力士の排斥といった論調も聞こえる事に恐怖を覚える。


そして、何よりも怖いと感じるのは
日馬富士の暴行事件がモンゴル人力士によって行われた事であることと、
白鵬の1分間の抗議を引き合いに出して
モンゴル人力士を攻撃しようとしている一部の発言だ。



例えば、泉谷しげるがテレビ番組で
「モンゴル人は勝てばなんでもいいと思ってる。日本の相撲をわかってない」
と批判している。

批判精神旺盛な泉谷しげるらしい過激な発言だが、
明らかに間違っている。

少なくとも、日馬富士や鶴竜などのモンゴル人横綱は横綱として土俵上で問題を起こしたことがない。

むしろ、日本人以上に礼を重んじていると感じる場面もある程だ。


事件以来、ネット上ではモンゴル人力士達を排斥しろと言わんばかりの記事やコメントが目につくようになった。

一つ言えることは
日馬富士の暴行事件に端を発した相撲界の騒動は、
モンゴル人力士達だけの責任では絶対にないということだ。


白鵬をとにかく叩く人間や
相撲を知っているかのように装っている批判する人間に共通するのは、
大相撲の将来などは何も考えず、感情的に短絡的に批判しがちだ。

今必要なことは、無用な批判などせずに事件の真相が明らかになるのを待つという態度だろう。

多くの人間が、事件を煽ろうとするマスコミに踊らされずに、冷静に大相撲を見守ってくれる事を願っている。

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