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稀勢の里関の奮起だけが、まだ見ぬ白鵬関の凄みを引き出すのだろう〜2015年九州場所総括01〜


2015年九州場所が終わった。
休場明けの日馬富士関の素晴らしい復活優勝だった。
、、、と書き記したいところだが、正直盛り上がりに欠けるきらいがある。




それは、多くの相撲ブログ主の方々が書かれているように、
「結局最後は白鵬」とやっかまれるほどスキの無さ、正確な詰めを行う
白鵬関が見られなかった事に尽きるだろう。
今までであれば、優勝の可能性が転がり込んだ今場所の千秋楽、
並々ならぬ気合を見せて、鶴竜関、日馬富士関を破って優勝していたはずだ。





しかし、今場所はその憎らしいほどの強さが見られなかった。
このような白鵬関の姿を見るにつけ、
相撲に対するモチベーションが気になってしまう。
最多優勝回数を更新した今
1つの優勝に執着すると言う状況ではないのかもしれない。
考えたくはないが、「引退」という二文字が近づいてきているのを否定できない。




現時点で引退したとしても、不世出の横綱として後世に名を残すだろう。
前述の最多優勝回数以外にも、年間最多勝利数、
幕内連続全勝記録(15日制となってから最多)など、
双葉山の連勝記録を除けば多くのの記録を塗り替えて来たからだ。
ただ、このまま引退してしまっては、この偉大な横綱が好敵手を持たぬまま
その相撲人生を終わらせてしまうということになると私は思う。
横綱としての経験だけでなく、今までの相撲人生全てをぶつけられるような相手と
全力で戦うということなしで幕を引くのはあまりに勿体無い。




好敵手と言われて、現在名前が挙がるのは照ノ富士関だろうか。
日の出の勢いで大関まで駆け上がり、今場所は熱線の末白鵬関をも下している。
しかし、今場所の千秋楽でも感じたが白鵬関はモンゴルの同胞が相手となると、
日本人力士が相手のような野生が解放されたような取り組みを行わない。
その本来持っている野性味+横綱としての経験をぶつけられるような相手となると
やはり好敵手足り得るのは、この人しかいない。そう、稀勢の里関である。




63連勝を止めた頃から、力をつけ始めてきた稀勢の里は、
一時期間違いなくお互い優勝を争う上で最大の障害であり、
ライバルとして認めていたと感じる。
そうでなければ、お互い気合が乗りすぎて
立ち合いがあれほど合わないということはなかっただろう。




もし、稀勢の里関が今より一段実力を上げることができれば、
白鵬関が本気になれる唯一の日本人力士となる。
そうなれば、おそらく今まで我々が見たことのない、
完全に野生を解放した新次元の白鵬関の相撲を目撃することができるだろう。
また、稀勢の里関は、その白鵬関を倒してこそ綱を締める器であることを証明できるのだろう





すでに白鵬関は30歳、稀勢の里関も29歳と相撲取りとしては決して若くない。
残された時間は短いかもしれないが、是非稀勢の里関には来場所以降の奮起を期待してやまない。
自身が目指す綱取りという目標だけでなく、
大横綱白鵬関の、さらなる凄みを引き出すためにも。

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