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白鵬の待った要求後の態度で礼節は日馬富士が上とわかる


◼︎白鵬は、判定が不服だとしても、礼で終わるべきだろう。

九州場所11日目、結びの一番は異様な雰囲気に包まれていた。

嘉風に敗れた横綱白鵬が、待ったを要求し土俵の下から動かなかったのだ。

白鵬は、嘉風が立ち合い後に力を緩めたと感じ待ったを要求したとのことだが
両者の手付きに問題はなく、行司も取り組みを止めなかった。

つまり、自己判断で勝手に力を抜いた白鵬に否があると言わざるおえない。

白鵬はよほど判定が不服だったのか、1分近く土俵に上がらなかったばかりでなく、
取り組み後の礼を行わなかった。

相撲は、礼節や所作を重んじる。

この行為は、白鵬の印象をかなり悪くしたことだろう。

今場所の優勝すれば、優勝回数40回という前人未到の記録がかかるだけに
そのお祝いムードを自分から損なうような行為は慎むべきだ。


白鵬の態度は受け入れられるものではなかった


◼︎日馬富士は同じ場面でしっかり礼をしていた。


ただ、今回のように立ち合い成立後に待ったを要求した場面が先場所も見られた。

それは秋場所3日目、横綱日馬富士と琴奨菊との一番だ。


立ち合いで、両者手を付きぶつかり合った後
日馬富士が突然手を挙げ待ったを要求し力を緩めたのだ。

勝負は続き、そのまま琴奨菊が日馬富士を押し出した。

今回の白鵬の件と同様の結果になったのだ。

ただ、取り組み後の態度は違った。

土俵外に押し出された日馬富士は、納得がいかない様子ではあったが、
最後はしっかりと礼をして土俵を去って行った。

強さという点では白鵬は過去に類が無いほどだが、
土俵上の礼節という点では日馬富士に軍配が上がるだろう。


◼︎最近の立ち合いの乱れは気になるところだ。


白鵬の待った後の態度は、確かに頂けなかった。

ただ、立ち合い後に待ったを要求した白鵬や日馬富士のようなケースだけでなく、
最近立ち合いが乱れる場面が多くなっていると感じるのだ。

例えば、今場所9日目。

千代翔馬と北勝富士の一番で、立ち合い不成立となった際
千代翔馬が、北勝富士の顔面に張り手をみまったのだ。

あまりに乱暴な振る舞いに、館内は騒然となった。

しかも、その後2回立ち合い不成立となり、結局4回目の仕切りでやっと成立となったのだが
非常に見苦しい一番になってしまった。

他にも、今場所好調の貴景勝だが立ち合う際に
付き手が仕切り線をはみ出す場面をよく見かける。

そして、大関豪栄道など手つきが不十分な力士も多いのが現状だ。


昨年、審判部が立ち合いの厳正化のため、行司に手つきなどを厳格に判定するように求めた結果
立ち合い不成立が頻発し取り組みのテンポが明らかに悪くなった。

しかし、立ち合いの乱れが続くようなら、再び同じことを求める必要があるかもしれない。


取り組みは円滑に行わなければならないが、所作も美しく行って欲しい


その困難な課題を両立させるためには、やはり最高位の横綱が模範となるべき行動を取るべきだろう。

白鵬は、自分の立場を今一度見つめ直して欲しいと思う。

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