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九州場所全休を決断した鶴竜は、本気で来場所に進退をかけるつもりだ



九州場所開催が日曜に迫り、いよいよ盛り上がりをみせるところに
大変残念なニュースが届いた。

横綱鶴竜が九州場所を全休することを表明したのだ。

秋巡業後に、時津風部屋に出稽古に赴き、正代や十両蒼国来を相手に全勝したと好調ぶりは報道されていただけに
休場の知らせはにわかには信じられないものがあった。


休場の理由は、腰痛。

巡業後に先場所休場の原因となった右足に再び痛みが走り、それをかばううちに
腰に痛みが走り出したとのことだ。

これで、大相撲の新たな目玉となるはずだった4横綱が、今年本場所で解禁する事はなくなったのだ。

これで、鶴竜は途中休場2回、全休2回の4場所連続休場となったわけだが、
鶴竜は、本気で進退をかけると腹をくくるために、
あえて全休という茨の道を進む決断をしたのではないかと考えている。

◼︎今場所二桁近く勝利すれば、実際は進退を問われはしなかっただろう

そもそも、鶴竜に進退問題が浮上したのは、
鶴竜が夏場所、名古屋場所と2場所連続休場となり、
それを受けて、
師匠の井筒親方が、来場所の結果で進退をかけると報道陣に伝えた事が始まりだった。

そして、万全を期す為に秋場所は全休し九州場所こそ進退をかける本命場所となっていた。

しかし、実際のところ九州場所の結果如何で
進退問題に発展するかは微妙なところだと私は考えていた。


なぜなら、同じく横綱白鵬、稀勢の里が秋場所を全休している為、
鶴竜のみに批判が集中する事がなかったからだ。

特に、稀勢の里は鶴竜と同じく3連続休場という状態だ。

つまり、鶴竜に進退を問うならば稀勢の里にも甘い顔が出来ないというジレンマが、
相撲協会や横綱審議委員会にはあるはずなのだ。

角界の顔である稀勢の里に、そう簡単に進退を問わせるわけにもいかないことから、
例えば九州場所で優勝争いに絡めなくても、
2桁勝利近い成績を挙げるならば、
鶴竜は本格的に引退を要求されるようなことにはならなかっただろう。






◼︎退路を絶って、初場所に全てをかける覚悟だ。

しかし、鶴竜は九州場所全休することを決めた。

怪我の影響は深刻で、休場を選択せざるおえなかったという考え方もできるが、
私は、この全休宣言が初場所に進退をかけるという鶴竜の覚悟なのだと考える。

前述したような状況を読んで、九州場所にまずまずの成績を出すことで横綱の地位の延命を図るより
どんな結果になっても、初場所に持てる力を全て出し結果を受け入れる
という決意表明なのだ。

4場所連続休場ということで、初場所鶴竜に求められる成績は、準優勝以上
となるだろう。

そして、優勝回数3回と横綱として実績の乏しい鶴竜に
初場所での休場は、即引退につながる。


退路を自ら絶った鶴竜に、どのような結末が待っているだろうか?

九州場所でその姿を見せられなかったことを帳消しにするような
躍動感のある力強い相撲を見せてくれることを願っている。

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