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稀勢の里の復活を信じて良いのか?


九州場所開催が1週間を切った今、相撲ファンは早く初日が来ないか
やきもきしていることだろう。

私も、九州場所へのワクワク感を抑えきれず、
一度見た大相撲に関わるネット記事を何度もクリックしてしまっている状態だ。

開催が間近に迫り、九州場所の注目力士達の状況を伝える記事が増えているのだが、
その中でも3場所連続休場中の稀勢の里が好調という内容の記事を多く見かける。




◼︎連日の稀勢の里好調のニュース

11/1には高安と三番稽古を行い9戦全勝。
得意の左からの押っつけも見せたとのことだ。

11/4も高安と三番稽古で9勝4敗と圧倒。

豪快な下手投げで、逆襲を食らう場面もあったが、
視察に来ていた、元横綱で解説者の北の富士から
「身体に張りもあり、腰も下りている」
「胸を合わせたら、まず負けない」

と復活に向けて太鼓判を押された格好となった。

11/5には佐渡ヶ嶽部屋に出稽古に赴き
琴奨菊と三番稽古を繰り広げた。

お互いが感情を露わにする真剣勝負となったが、9勝2敗と圧倒した。

そして、
11/6のニ所ノ関一門の連合稽古では、
関脇嘉風を相手に三番稽古を敢行。

序盤連敗するもそこから左の押っつけが冴え8連勝と相手を寄せ付けなかった。


ここまで好調ぶりを示す記事が続くと、本当に復活を期待しても良いのかもしれない。

それを判断するために
休場した夏、名古屋、秋場所前の稀勢の里の状態を伝える記事と比べてみよう。

◼︎全休した場所前の記事と比べると確かに復調ぶりが窺える

まず、全休となった秋場所前だが
巡業に途中参加したものの
初日1週間を切ってからの関取相手の稽古は、新十両矢後のみだった。

三番稽古で全勝したものの
場所直前で、稽古相手が幕内力士ではなく新十両を選ぶほど状態が悪かったのだろう。
本人も
「よくも悪くもない」
と現状を語っていた。

その後、全休を決断している。


名古屋場所前のニ所ノ関一門連合稽古で
嘉風と三番稽古を連日行ったが
初日開催10日前で9勝12敗。
1週間前の段階でも、2勝9敗と全くいいところがなく
内容も左が差せず、押っつけることもできなかった

名古屋場所はわずか2勝で7日目から休場している。


夏場所前は
は、名古屋、秋場所より稽古内容が充実しており
恒例のニ所ノ関一門の連合稽古で琴奨菊と胸を合わせ
7勝4敗と勝ち越している。

ただ、夏場所も6勝と勝ち越しもできないまま12日目から休場している。


確かに、九州場所前の稽古の報道と休場した3場所前のそれを比べると、
明らかに前者が上回っている。

左の押っつけもよく出ているし、
三番稽古でも、相手に敗れるといい意味で悔しがり
稽古に熱が入っていると感じられる。

休場した3場所前の稽古では、なかった傾向だ。

確かに、稀勢の里が復調していることは間違いがないようだ。


◼︎優勝できるかは、土俵上で見せる相撲次第だろう

果たして、稀勢の里は春場所で怪我をする前に戻れたのだろうか?

参考に春場所前の稽古の状況を見てみると
初日10日前という早い段階で
嘉風相手に13戦全勝という仕上がりを見せている。

横綱として初めて迎える場所であったため
いつも以上に稽古を積んだ事が推測されるが、
相当状態が良かったのだろう。

前述した11/6嘉風との稽古が8勝2敗であったことを考えると、
負傷前の状態に完全に戻ったとは言えないのかもしれない。


それでは、稀勢の里は今の状態で優勝する事ができるだろうか?

私は、正直厳しいと考える。

稀勢の里の状態が戻って来ているのは事実だが、
白鵬、鶴竜と言った九州場所でライバルと目される横綱達が
出稽古先で全勝する好調ぶりを見せているからだ。

しかも白鵬は、今場所非常に仕上がりがよく、通常の場所よりも早く幕内力士との出稽古を開始しているのだ。

前人未到の優勝40回を目指してモチベーションが上がっている白鵬を押しのけて
賜杯を抱く事は相当難しいだろう。


ただ、稀勢の里の状態も春場所で負傷して以降で最も良いのは事実だ。

もし、土俵上で力強い相撲を取る事ができれば
勢いに乗って白星を重ねて気づいたら復活優勝という芽がないわけではない。


稀勢の里は確実に九州場所に復活をかけて最終調整を行う事だろう。

初日開催前までにさらに好調ぶりをアピールして、九州場所での活躍を期待させてほしい。

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