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宇良の怪我は深刻だ。九州場所全休すべきだろう


◼︎先場所の怪我が癒えない宇良

秋巡業を終えた力士達は、いよいよ最終調整の段階に入った。

白鵬や鶴竜といった先場所全休した横綱も精力的に出稽古を行い汗を流している。

九州場所では、どんな相撲が見られるのか、今から楽しみでならない。


そんな中、残念なニュースが届いた。

宇良の九州場所出場に暗雲が垂れ込めてきたのだ。

記事によると、部屋で幕下力士らを相手に申し合いを行ったそうだが、その際右膝に固定器具を使っていたとの話だ。

立ち合いの出足も、従来の勢いには程遠く、蹲踞の姿勢で顔をしかめるなど
先場所負った右膝の怪我はまだ癒えていない様子だ。

人気力士だけに、宇良が九州場所休場となれば
相撲ファンはがっかりすることだろう。

着実に力をつけていただけに、土俵に立てないのであれば残念でならない。

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◼︎名古屋場所で初金星。地力はついてきていた。

宇良は、居反りなどに代表されるアクロバットな相撲を取ることで入門前から大きな注目を浴びた。

反応の良さ、敏捷性の良さはレスリング経験に由来するもので従来の相撲にはないスピードだった。

173cmと小兵であったため、大相撲では通用しないのではという不安をよそに、
所要12場所で新入幕に上がるという快進撃を見せた。


ただ、その特徴的な相撲は十両以下では通用しても、幕内では活躍することが難しいのではないかと思われた。

確かに立ち合いの出足は、軽量ゆえに押し負ける場面が数多くあった。

しかし、その反応の良さと
かわすだけでなく、四つに組む相撲も取れる引き出しの多さで幕内の壁も越えて見せた。

その結果、
新入幕から2場所連続勝ち越しとなり前頭上位まで番付を上げたのだった。

そして、迎えた名古屋場所では横綱との対戦が組まれた。

横綱初挑戦となった白鵬との取り組みには敗れたものの、翌日の日馬富士をとったりで破り
嬉しい初金星を獲得したのだ。

上位陣にも通用しうるポテンシャルを十分に見せつけた一番となった。


ただ、右膝の怪我を負傷してしまい
初金星の喜びから一転して終盤5連敗で負け越しという結果に終わってしまった。

そして、先場所。

2日目貴景勝戦で
右膝の靭帯断裂という大怪我を負って3日目から途中休場となってしまったのだった。

秋巡業を早々に切り上げて治療に励んだが、前述した様な状態で経過は思わしくない。

◼︎相撲人生はまだ続く。九州場所休場すべきだ。

九州場所、宇良は大きく番付を下げて幕尻の16枚目となった。

九州場所に出場しなければ、幕内陥落は確定的だ。

それもあって、宇良はまだ九州場所の出場を諦めていないのだろう。


膝の怪我を負った場合、怪我と付き合いながら土俵立つ力士と手術を選ぶ力士がいる。

膝の怪我は完治することが難しいことを考えれば、
上手くごまかしながら土俵に上がるのもよくあることだ。

例をあげれば、安美錦、遠藤、照ノ富士などは全休せずに膝の怪我と付き合って相撲を取っている。


しかし、それはあくまで相撲が取れるほど膝の状態が回復していればの話だ。

初日まで1週間という段階で蹲踞すらできない状態で土俵にあがれば、さらなる大怪我を負いかねない。

最悪力士生命を絶たれる可能性すらあるのだ。

あまりにも危険すぎる。


宇良は、初土俵から3年も経たずに相撲界屈指の人気者になった。

ファンからの期待も自覚しているのだろう。
それだけに土俵に立ちたいという気持ちはよくわかる。

しかし、宇良はまだ25歳だ。

相撲人生はこれからも先があるの。

再入幕のチャンスも必ず巡ってくるはずだ。

ここは無理をせず、1日でも早く休場を決断し膝の治療に専念してもらいたいものだ。

宇良の賢明な判断に期待したい。

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